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究極の継ぎ目消し |
これもメール等で質問が来ることが多い、「継ぎ目の消し方」です。パーツとパーツを合わせて出来る境目のことで「接着ライン」「合わせ目」とも言います。(ここでは「継ぎ目」としておきます)
塗装までする場合、接着した後やすりで削ったりパテで修正したりの後で色を塗るんだから当然継ぎ目は見えません。でも素組みなら(色を塗らないので)当然目立つ...のですが、かなり目立たなくする方法はあったりします。 以下の方法は各模型誌のロボットプラモ(ガンプラ)組みたて講座では最近の定番とされているものです。そして、素組みでなく塗装をする場合にも非常に有効な方法でもあります。
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パーツは清潔に |
会社にもよるのですが、買ってきたプラモデルのパーツ表面には油分があることがあります。パーツを成型する時金型からはずしやすくするための離型剤なのですが...。
塗料をはじいたりしないように、できれば組み立てる前にパーツを中性洗剤で洗ってから作業したほうがいいかもしれません。 あと、模型製作作業をする前、塗装前には必ず手を洗うようにしましょう。せっかく塗装やコートをしてもパーツに指紋がついていたら台無しですから。 |
部品注文のススメ |
組み立て中にパーツが折れたり、紛失してしまった時に便利なのが「部品注文」です。
けっこう「面倒くさい」と思っている方が多いようですが、そんなことはありませんよ。それに、昔は手続きをしてから届くまで2、3週間かかるのが当たり前だったのですが、最近はほんの4日前後で届くことが多いです。キットの価格はどんどん高額になっていますから、予備のキットを買うのもお金がかかりますしね。 説明書に付属している「部品注文カード」ですが、実はこれ「コピー」でもOKだそうです。あの小さい欄では書ききれないことも多いので、拡大コピーして書いたほうがいいでしょう。私は申込書をパソコンにスキャンして、画像上に必要項目を入力した上でワープロ文書に貼りつけ、住所氏名等を記載して印刷した紙を同封するようにしています。 部品代の定額小為替ですが、ちょっと予想代金より多めにいれておくと良いでしょう。多ければ、余った分を切手で返してくれますから。(ハンパな額の切手だとあまり使う機会がないから困ってしまいますけど(笑)) |
接着しなくてもいいじゃない その1 |
バンダイ・マスターグレードシリーズなどではパーツ分割がうまく考えられていて、パーツの分割ラインが「あたかも本物もそうであるかのように」モールドなどを加えることで、「接着剤を使わなくても違和感がないように」見せかけています。
これを「通常は接着したほうが良さそうな場所にも自分で加工してモールドっぽく見せよう」というのが今回の趣旨です。 これはHGUCズゴックの胸部パーツです。 丸で囲んでいる部分、接着しても良いのですがここが「本来も分割ライン(線状モールド)はあるんだ」ということにしてしまおうと思います。 まず、簡単な方法。
これが加工した状態です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ピッタリ合わせても溝が残っています。 |
接着しなくてもいいじゃない その2 |
今度はかなり難しい方法です。でも、うまく加工できると見映えは「その1」よりはるかに良いです。 失敗しないように、ガイドとして「ダイモテープ」というものを使います。樹脂状の硬いテープです。文具店などで売っています。
これが加工後です。 しっかりとした溝状モールドになっています。 |