艦体について
『銀河英雄伝説』に登場。
『銀河英雄伝説』の主人公、ラインハルト・フォン・ローエングラムの艦。
大将昇進時にゴールデンバウム王朝より下賜されて以来、彼は常にこの艦で陣頭に立って戦った。彼はこの艦を愛馬のごとく愛し、結局、最後まで旗艦を変えることはなかった...。
リップシュタット戦役時、帝国軍最高司令官となってからは「帝国軍総旗艦」とされた。
「虚空の貴婦人」の名にふさわしく、白銀色の流線型が美しい。そしてかなりの強運を持った艦のようだ。
キットについて
京都の造型工房アルバクリエイツの「銀河英雄伝説」ガレージキットシリーズ第1作。(多分)
初期の作品のためか、多少パーツの合いがよくなかったり、パーティングラインの段差が大きかったりするので、この辺は丁寧に仮組み・位置合わせ、パテ修正等をしていく必要がある。(といってもガレージキットの通常レベル範囲。=今まで作ったのが良すぎるということ)
レジンキャストパーツ同士の補強も真鍮線などでしっかりしておく必要がある。なお、パテ修正(パーツ同士の隙間埋め)の都合上、両側面エンジン部分とメタルパーツ2個以外は、すべて塗装前の段階で接着、パテ埋めしている。
本体色が白のため、下地処理は通常のサーフェーサー(グレー)ではなく、ホワイトサーフェーサー(タミヤ ファインサーフェーサー)を使用した。
カラーリングは以下の通り。すべてグンゼ Mr.カラーで塗装。
・全体 白
・艦上部、メカ部分 ニュートラルグレー
・パイプ ミッドナイトブルー
・側面球形パーツ ミッドナイトブルー50%+パープル40%+白10%
・艦底部センサー シルバー70%+クリアイエロー30%
・ノズル内部 赤70%+黒30%+白少々
塗装後、タミヤエナメルカラー黒でスミ入れ&ウォッシング。デカールを貼った後でつや消しクリアーをスプレーした。
白の美しさを出すためにウォッシングはやめようかと思ったが、他の艦との比較も考えて、あえて行った。 |
側面より(クリックすると大きい画像が表示されます)
下から
後方より
上方より帝国軍標準戦艦との比較
ラインハルトも、ブリュンヒルトを得るまでは標準戦艦を旗艦としていた。 |