艦体について
『銀河英雄伝説』に登場。
(ゴールデンバウム王朝時)ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥配下の大将の中で最も若い、ナイトハルト・ミュラー提督が旗艦としていた戦艦。他の旗艦同様、通常の戦艦よりも大型だが、艦形からかスマートな印象を受ける。
彼はこの艦を駆り、数々の戦いに参加した。その中には、勝利もあれば、ガイエスブルク要塞によるイゼルローン要塞攻略戦における敗戦もあった。
バーミリオン星域会戦において、彼はこの艦を失うことになる。ヤン・ウェンリーの攻勢からラインハルトを守るためである。だが、彼は「リューベック」を失ったかわりに、「鉄壁ミュラー」の異名、上級大将への昇進と上級大将の主席の扱い、そして新旗艦「パーツィバル」を得ることになる。
キットについて
私にとって、『銀河英雄伝説』シリーズとしては3つ目の完成品になる。
このシリーズの組み立てに慣れてしまったのか、完成にかかったのはわずかにのべ5日である。形がシンプルなため、パーティングライン消し等の表面処理も楽だった。ただ、基本パーツが大きめなので、真鍮線による接続補強をしっかりとする必要がある。
一番かかったのは、カラーリング(塗り分け)を調べるための超高速ビデオ鑑賞(笑)だった。アニメビデオシリーズ第2期、10時間以上分をチェックした。(笑)
メタルパーツがあるので、タミヤ サーフェーサープライマーで下地塗装。その後、グンゼ
Mr.カラーで塗装。
・全体 軍艦色2+黒少々
・球形パーツ等 明灰白色
・パイプ、センサー等小パーツ ミッドナイトブルー
・ノズル内部 ニュートラルグレー50%+ウッドブラウン50%
塗装後、タミヤエナメルカラー黒でスミ入れ&ウォッシング。デカールを貼った後でつや消しクリアーをスプレーした。 |
斜め前方より(クリックすると大きい画像が表示されます)
横から
後方より
帝国軍標準戦艦との比較(クリックすると大きい画像が表示されます)
艦隊旗艦は、通常の戦艦よりひと回り大きい。 |