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PRINCIPALITY OF ZEON
CHAR'S CUSTOM TYPE AMPHIBIOUS MOBILE SUIT
MSM-07S Z'GOK
BANDAI 1/144 SCALE HIGH GRADE UC

機体について
『機動戦士ガンダム』に登場。

プラモデルについて
すでに発売されていた量産型ズゴックのカラーバリエーションキット。
しかしただのカラー変更にとどまらず、
・腕部、脚部のABSボールジョイントの保持力強化
・腹部パーツの形状変更により、腰のひねりが表現可能に
という改良も施されている。(なお、このキット発売後、量産型ズゴックも改修となっている)

組み立てるだけでシールを貼るだけで、ほぼ塗りわけが表現できる。
パーツも透けにくい色が採用されている。

今回、可能な限りの加工を行い、「塗装した」ものに出来る限り近づけるようにしてみた。以下にその工程を書いてみる。

まず、接着すべきパーツは接着剤をたっぷり使って接着し、5日程度しっかり完成させた後丁寧にやすりがけをし、接着ラインが目立たないようにした。
ただ、胸部前後パーツのみ「ここは本来も線状モールドがある」ということにして、分割ラインにそって段差モールドを追加している。

唯一、足首のモールドが甘いので、ケガキ針、デザインナイフでモールドを彫りこんでいたほうが良いだろう。

次に、すべてのパーツについて、表面をペーパーがけ。600番→1000番→1500番の順にかけていった。
これは
・パーツ表面に生じるヒケ(注1)
・エッジ部分に生じている「反り」
をなくし、パーツ表面をしっとりさせるため。
同時に、パーツのゲートもきれいに処理している。
(ただ、今回モノアイスリットのみピカピカにすることにしたので、ここのみコンパウンド→CDレンズクリーナーでさらに磨きこんでいる)

パーツ全体を流水で洗い、ゴミや手あか等を落とす。十分に乾燥させるが、場合によっては水あかがつく場合もあるので、その際はほこりのでないきれいな布で磨く。

必要のあるところのみ、部分塗装。具体的には
・コクピットハッチ 白
・頭部ミサイル、前腕部メガ粒子砲、股間部ノズル ニュートラルグレー
で塗っている。(すべてグンゼMr.カラー)

すべてのパーツに「光沢クリア」(グンゼMr.カラースーパークリアをエアブラシで使用)をスプレー。目安としては、現在「つや消し」状態になっている表面のつやが変わる程度。次の工程で失敗しないために、全体にくまなくスプレーすること。
(磨いたモノアイスリットには以後の処理をすべて施さないため、マスキングした)

タミヤエナメルカラーでスミ入れ。濃い赤の部分は黒+ハルレッド、それ以外はすべてハルレッドで行っている。(ここで先のクリアスプレーが不充分だと、パーツが割れてしまうことがあるので注意)

余ったデカール等を貼りつける。

再度、すべてのパーツに「半光沢クリア」(グンゼMr.カラースーパークリア半光沢をエアブラシで使用)をスプレー。(今回は半光沢だが、つや消しでもOK)

すべてのパーツを「表面を傷つけないよう」組み上げて完成。

なお、モノアイはウェーブHアイズに裏面にアルミシールを使用、両面テープで取りつけている。ただ、そのままだと厚みがありすぎるので、アルミシールを貼る前に裏面をギリギリまで削って薄くした。
モノアイスリットが磨いただけで一切の塗装を施していないため、何度でも好きな位置に貼りかえることが可能。 
完成品画像は、ガンダムパーフェクトウェブ
「FANの広場」に投稿しています。
(ガンダム写真館 #29)
申し訳ございませんが、そちらをご覧ください。

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