MENUページへ戻ります | ひとつ前のページへ戻ります | メールを送信します |
バンダイ ファーストグレード(以下、FGと記載)Rx-78-2ガンダムでの「簡単な後ハメ加工」方法を紹介します。「FGザク 関節加工」のようにポリキャップ・ABS樹脂を多用する方法もありますが、このような簡易な方法もあります。多少こちらのほうが関節の「保持力」において劣ります(関節がゆるくなりやすくなります)が、きつくする方法もありますので。
ホビージャパン誌の記事を参考に、多少アレンジしてみました。
1.首関節
首関節です。
この加工は無理にしなくても良いかもしれませんが、そのままだと「顔が多少上向いた状態」に見えてしまうのでやったほうがいいと思います。
頭部側は、胴体との接続部を切り落とします。その後、底面を斜めに「顔があごを引いた状態」になるよう削りこみます。削った後、3mmプラ棒を通しました。
胴体側は、バンダイのキットの余りポリキャップ、PC-111 Fをエポパテで固定しました。
2.胴体部
胴体部です。
胸、ウェストの合わせ目はスジ彫りがあることになっているのでそのままでいいですが、腰の横アーマーだけ合わせ目が目立ちます。
そこで、胴体部後側から腰横アーマーを切り離し、胴体部前側に接着します。
切り離しは、長谷川製作所のハセガワトライツール「模型用ノコギリ」を使うと切り口を薄く切り離すことが出来ます。
3.肩、上腕関節
肩アーマーは、接着せずに「中央にスジ彫りがある」ことにしてしまいます。プラ板や彫りこみでモールドを追加しておくとより「らしく」なります。
上腕関節は、ポリキャップPC-111 Fと3mmプラ棒に変更しました。これは無理にしないで、塗装前に組んでしまっていいかもしれません。
4.手首
手首です。
そのままだと、後ハメする時に前腕内部の手首固定ピンを折ってしまう可能性があります。
そこで、軸の先端部をやすりで削り、丸くしてしきます。
5.肘、膝、足首関節
肘、膝、足首関節です。
模型用ノコギリで「Cの字」状に切り落とします。その際、いきなり軸の幅に切り落とすのではなく、少しキツめに切り落としてください。そしてやすりで徐々にけずり、何度もはめ込みを確認しながら広げていってください。
もし関節がゆるくなってしまったら。軸に木工用ボンドを薄く塗りつけ、乾いたらはめ込んでみてください。
6.足首
足首の内側、丸で囲んだ部分をけずります。
これで足の接地性を多少上げることが出来ます。